S.T.Cの素敵ビジネスアイデア

起業、新規事業、サービス改善、発明などのビジネスアイデアの掲載(その他、地域活性や世の中をよくするアイデア)。そしてアイデア発想の探求の場

「無料お試し期間」のある定額ネットサービスの会員を増やすアイデア

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少し前から、ある大手ネットショップでは、商品詳細ページにいくと「現在、この商品は◯人がカートに入れています」という表示がでたりするようになりました。

この表示がでると、「自分が興味あるもの、買おうとするものが他にも買おうとしている人がいるんだ」という共感めいた思いがわいたりします。
私の場合は、それで買おうかな…と思っているものを買おう!という気分にはならないですが、その共感につられて購入する人もいるとは思います。
まあ、購買促進のちょっとした良いアイデアです。

考えてみるとサイトというのは、「動き」があまりないですからね。
トップページは内容にいろいろ動きがありますが、商品詳細ページというのは何度来ても、動きはほとんど無いに等しい。つまらない。
先の表示の件のように、動きがあるとまた違った印象を受けます。
「この商品を購入した人は、こういう商品も購入してますよ」と関連商品を表示するのも動きの一つですね。こちらも購買促進に貢献してそう。

そのように「動き」があると、サイトの購買意欲があがったりします。

無料お試し期間のあるネット会員サービスに応用する

少し前から、毎月定額のネット会員サービスが多く広まりつつあります。
本とか雑誌、音楽、動画、そういったものの定額サービス。

最近、動画配信サービスに興味があり、そのサービスの「無料お試し期間」に登録しました。
1ヶ月の無料期間があり、その間に自由に体験できるというお試し。
登録時には、加入する気がなくてもクレジットカードなどの登録が必要となっており、その無料期間中に解約しないと自動的に料金がかかるという仕組み。なので、無料に登録してもらうことが、そのサービスにとってすごい大事だったりします。
企業にとっては、もっとたくさんの無料お試し期間で登録してもらいたいと思っているでしょう。

そこで、先の動きのアイデアの応用です。
無料お試し期間のボタンの近くに、「現在、◯人が無料登録中です」と表示してはどうでしょうか。
そうすることで、少し面倒な登録をしようかどうか迷っている人に対し、他にもいるんだ!という共感がうまれ、背中を押され少しは登録してくれる人が増えると思います。
なんとも簡単で、効果のありそうなアイデアです。

しかし、こういうものは効果があると、数値をいじってしまう企業があらわれてしまうでしょうね。誘惑に負けそう。なので、効果はありそうだけど、あまり進めたくはないアイデア。まあ、不自然だと逆に信頼を失いかねない手でもありますが。

ユーザに対して真摯に向き合える企業は、試してみてはどうでしょうか。

今回のポイント
  • 動かないサイトを動かしてみる
  • アイデアをパクってみる