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【地方活性】学校の授業「1時間」で地方にお金が増えるアイデア

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最近、「ふるさと納税」をプロデュースして活躍している女性のテレビ番組をみました。

その番組では、ふるさと納税は「寄付されたお金で、具体的に何々をします!」という地域には、寄付が集まりやすいという話でした。
確かにそうですよね。もし、自分だったら、そんな地域にふるさと納税したいと思いますし。
ふるさと納税も、やり方次第。言われてみると、当たり前なことなんですけどね。

それはそれとして、個人的に興味深かったのは、その女性が地域に対して思うキッカケになった話。ある日、実家に帰った時に、フライパンだったか、家電だったか何かを買うことになった。
地元のお店にいくと、お目当ての商品が高め。で、そこでは買わずにネットで商品を探し、安いものを買ったと。
そのことを父親にいうと、「それじゃあ町にお金が落ちないだろう」と言われたそうな。
そこで彼女は「ハッ」とする。そういうことをあまり考えたことがなかったから。

まあ、そのセリフは珍しくないが、私が思ったのは「大人である彼女が、そういうことに気づいていなかった」という点です。

別に彼女を責めるという話ではなく、「当たり前なんだけど、言われないと気づかないってことってあるよな」ということ。

世の中には、たくさんの大人がいるけど、どれだけそのことをわかっているのだろう?
もしかして、けっこうそのことをわからない人はいるのかもしれない。
なんだかんだ「お金について」なんて誰も教えてくれないですし。どのようにお金が回っているかなんて教えてくれない。

ちなみに私も、大人になってだいぶ時がたってから何かで言われ気づいた。
「そりゃあ、そうだよな」と思ったし、それから地元で買う時は少し意識するようになりました。

そこで、アイデア。
学校の授業で、お金の勉強を1時間すれば、地方にお金が落ちやすくなるのではないか」というアイデアです。

「お金の勉強」といっても、そんな難しい話じゃないです。
ただ町でお金を使うと、町の経済がうるおう。でも、ネットで買うとうるおわない。それくらいでいいです。そういう社会の仕組みを簡単に教える。

そしてどうなるか。
知識をえた子供は、それを意識するようになるでしょう。
自分が町でお菓子を買う。それは、町のためになっていて、町の経済をよくしてる。町に貢献している。
隣町で物を買う。今、自分は隣町にお金を落としているのだな。
そんなことを意識して、お金を使うようになる。

そんな子が大人になったら違うでしょう。
意識しているのだから、何も知らない大人よりは町にお金をおとしやすくなる。ネットで買うより、少しは町で買おうと思いやすくなる。
意識がなければ何も起きないが、意識してるのだから何か起きるはず。
それによって、町の、地方のお金が増えるという結果になるでしょう。

似たような話として、「津波の授業」をした学校があります。
東日本大震災で、生徒全員が助かった、きちんと高いところへ逃げた話。
逃げたくない家族を説得して、つれだした子供のケースもあったかな。
もちろん、それは学校での津波の授業をしていたからです。津波の危険を子供は学んでいたからです。
そこから考えると、子供は大人が思っている以上に物事を学んでいます。

このことからも、学校での「お金の授業」。
それをしっかりすることで、意識が生まれ、地域の活性が始まるのかもしれませんね。

今回のポイント
  • 意外と知らないことは何か?
  • 子供の意識がを変える