飲食店で料理をスマホで撮影して、SNSやブログにのせる人は多いです。
(マナーの問題で、撮影禁止のお店もありますが)
そして、お店によっては、それによって宣伝効果が生まれることも。
それほど有名でないお店などは、ありがたい宣伝になります。
そこで、より宣伝効果のあるアイデアを考えてみました。
撮影のための「ミニチュア」を提供する
料理の撮影といっても、ほとんどの人が同じ写真になるのでつまらないです。
例えば、同じ料理を何人もの人が撮影したとしても、それほど代わり映えしない。
多少、撮影技術に差はあるかもしれませんが。
さらにいうと、ラーメン店のラーメンを撮影したとしても、どの店のラーメンかはひと目ではわからない。
ラーメンは、ラーメン。
どのお店のラーメン当てゲームをしたとしても、人はわからないでしょう。
それほど、料理にはわかりやすい特徴がないです(よほど特徴があるか、凝ったデザインなら別ですが)。そうなると、いくら宣伝効果があるとはいえ、撮影された写真を見る人はそれほど大きく印象は残らない。
そこでお店で、撮影のための「ミニチュア」を提供してみてはどうでしょうか。
マスコットキャラクター
例えば、「お店のマスコットキャラクター」。
そのミニチュアをテーブルに用意して置いておき、「撮影の際は、どうぞご自由にお使い下さい」としておく。
そして、料理の横にそのミニチュアを置いて、撮影してもらう。
撮影する側も楽しいし、もしその写真がSNSやブログにのったらインパクト大。
話題性もあるし、どのお店かも一発でわかるし、またはキャラクターによるブランド戦略にもなる。
すると、よりお店の宣伝効果がアップすると思います。
店にマスコットキャラクターがいなければ、「店長のマスコット」もいいですね。
もちろん複数のミニチュアがあると、さらによいかもしれない。
マスコットキャラクター、木々、花、岩、動物、車など。
撮影者が選んで撮影できるので、より楽しいし、同じ店に何回でもきて撮影を楽しめる。
話題になればそれを見た人は、料理よりもそのキャラクターを撮影するために来るかもしれない(それはそれで料理人のプライドの問題があるけど…)。
食品サンプル
他には、最近は「食品サンプル」のミニチュアがあります。
雑貨として、手作りしている人も。
その食品サンプルが、お店で出す料理と同じものであれば、とても面白いと思います。
女性は小さい食品サンプルに可愛い!と感じるので、話題性がとてもあるでしょう。
お客様自身のミニチュア
お店の宣伝とは少し関係ありませんが、そういったことが流行ると、今度はお客自身が「自分の姿のミニチュア」を持つことが流行るかもしれません。
自分の顔をキャラクターのようにデフォルメしたようなものを。
それを使って料理を撮影するとか。
ネットで写真を公開する時に、自分の顔を公開している人もいますが、恥ずかしいまたはプライバシーの問題であまり公開したくない人もいる。でもミニチュアだったら公開してもいいかなと思えるでしょう。
そういう自分の姿のミニチュアの案件が増えるかもしれませんね。
3Dプリンタがありますので、そういうの作る専門の会社や個人クリエイターが出て来るかも。
またはお店で、気軽にお客様の顔を撮影したら、アプリとかで簡単にキャラクター化され、そこから3Dプリンターで簡単に作れるなんてサービスがあったらいいんですけどね。プリクラのようなボックスで、簡単にミニチュアが作れたり。
おわり
そのような形で、ミニチュアを使った料理の撮影の宣伝は、より宣伝効果が高いと思います。
あとは、お店独自(マスコットキャラクターや、お店の料理)のミニチュアでしたら、会計の時に販売もできますし、グッズ展開もできますね。