前回、『【飲食店】お客が料理を撮影する時に、より宣伝効果を高めるアイデア』という記事を書きましたが、応用として地域活性のための観光版を書いてみたいと思います。
見てない方は、まずは前回の記事をどうぞ。
撮影のための「ミニチュア」を提供する
前回の記事を簡単に言うと、現在飲食店ではお客が料理を撮影することで、そのお店のアピールになっているが、それをミニチュアを使って、より宣伝効果を高めるという話でした。
ミニチュアとしては、そのお店のマスコットキャラクターのミニチュアを使ったり、店長のミニチュア、食品サンプルのミニチュアなどを例にあげました。
それによって、ワンパターンな料理の写真に彩りを与え、そのお店のインパクトになり、またネットで話題性を作れるという効果があります。
もちろん、これは「観光」にも役に立つアイデアだと思います。
そのミニチュアは、その「観光地のマスコットキャラクター」のミニチュアにしたり、その「地域の有名なモノ」をミニチュアにすることで、より観光地をアピールできると思います。
有名なモノならなんでもよく、私の地元秋田なら「秋田犬」「秋田美人」「きりたんぽ」「稲」「かまくら」「なまはげ」といったものなど。
はたまた、観光地そのものをミニチュアにしてもいいですね。
なんとか城とか、なんとか寺とか。有名人がいるなら、有名人でも。
そうすることで、より観光の宣伝効果が高まると思います。
例えば、普通に観光に来たお客さんが、その地域の食事した料理を撮影したとします。
それをネットにあげたとしても、見た人はいまいちインパクトに欠けます。
また料理というのは、特徴があるようで特徴がないので、人の記憶に残りにくい。
それをその地域で有名なモノのミニチュアがそえられてあれば、印象に残りやすく、そこかどこかも見た目ですぐわかり、より宣伝効果は高まると思います。
もちろん観光ですから、料理店だけでなく、観光地自体にミニチュアを置いてもいいですね。
観光地の写真も、けっこうワンパターンになりがちですから。
また、特別なミニチュアなら「そこでしか撮影できませんよ!」というプレミア感もあり、撮影するためだけに観光に行くということにもなるかもしれません。マニアックならさらにいいですね。または、期間限定のミニチュアとかもベターでいいかも。
大きな話題になればなるほど、そういった理由で人は観光すると思います。
人は本当は、どうでもいい理由でも観光したいのですから。理由さえあれば。
ミニチュアを探す旅
または、県で公式のミニチュアをいくつか作り、それを撮影する旅というのも面白いかもしれませんね。
「公式のミニチュアは47個あります!あなたはどれだけ見つけれるでしょうか?」
といった挑戦状的な感じで、置いてる場所を指定しないのも面白いかもしれません。
ゲーム感覚でいいです。「あそこにあったよ!」「みつけた!」といったSNSの投稿が目に浮かびます。
「県のマスコットのミニチュアを探して下さい!あなたはどれだけ見つけれるでしょうか?」
といったのでもいいですかね。
いろんなポーズをした、県のマスコットキャラクターのミニチュアが観光地に散らばっているとかでも。
中には「ハズレ」とか「偽物」のマスコットのミニチュアをわざと置くとか(笑)
それは、それで話題になります。
おわり
そのような形で、観光にもミニチュアの撮影アイデアは使えると思います。
まあ、ゆるキャラブームもいまいち落ちついた今だからこそ、こういったことが流行るかもしれません。
最初は地味にやって、少しずつ話題になり、じょじょに大きな話題になるといった感じが理想です。
県でまとまって、そういう観光PRできればいいですね。
そんなに予算もかからなそうだし、リスクも少なく簡単にできそうです。