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【販促】年始のカレンダー戦争を勝ち抜くアイデア

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年始というのは、いろんなところからカレンダーを貰ったりします。
家庭によっては、たくさんのカレンダーを貰うこととなると思う。

しかし、家庭によっては全部を使うわけじゃなく、余計なものは使われない。
押入れに入れられたり、捨てられたりする。
そうなると宣伝、販売促進の意味は、まったくないです。

むしろ現代なら、無料のダサいカレンダーをもらうより、自分で有料のものを買って使う人も多い。
私も最近は、無料のカレンダーはダサいので全然使わなくなりましたね。
もう、無料で喜んで使う時代ではない。

そこで、年始のカレンダー戦争を勝ち抜くために、差別化のアイデアを考えてみます。

トイレに狙いをさだめたカレンダー

「カレンダーを一番長くみる場所はどこか?」といえば、トイレ。
トイレに特化したカレンダーはどうでしょうか。

消臭機能のついたカレンダー

「このカレンダーは消臭機能があります」と書いてあれば、カレンダーの絵や写真が気に入らなくても、人はお得感を感じ使おうとすると思います。
また消臭といえば、トイレに使おうとする可能性が高くなる。

さらに、問題解決をおこなっている会社ならば、そのようなイメージアップにもなりますね。

癒やしの写真(または絵)

カレンダーでよくあるパターンが「季節ごとの写真」を入れてるカレンダー。
正直、それももうワンパターンで飽きた感じもあります。
個人的には寒い冬に、わざわざ寒そうな冬の景色みせられると、より寒く感じてイラッとしたりすることも。

そこで、清々しい清涼感あふれる写真のみをのせたカレンダー(または絵)はどうでしょうか。
季節に関係なく、とにかく清涼感あふれる場面だけの写真。
トイレに狙いを定めた特化型の写真。
そういうのもありだと思う。

使った後も使えるカレンダー

カレンダーは一度使うと、捨てられます。
全部使い終わらなくても、ひつ月終わるとカレンダーをはがし、その紙を捨てる。

人というのは、捨てることにけっこう罪悪感を感じる生き物だと思います。
空箱を貯める人って、そういうところがあるかな。
そしてカレンダーの大きな紙を捨てるのも、けっこう罪悪感。

逆に、そのモノを使いきることに、人はちょっとした幸福を感じたりすることも。
そこからアイデアを考えてみます。

メモにできるカレンダー

「切り取り線」がついていて、カレンダーが使い終わった後に、それで何等分かに切れメモにできるカレンダーはどうでしょうか。

実際にカレンダーを貰ったけどいらない人が、もったいないので自分で切ってメモを作っているという話もあります。
それだったら、もう最初からメモ機能をつければいい。

もちろん、メモの端なんかにはしっかり会社のロゴをつけたりとかしてね。

画用紙カレンダー

子供のいる家庭だと、カレンダーの裏を絵を描くために利用している家もあります。
なら、カレンダー自体を「画用紙」にすればいいのではないか。
「このカレンダーは画用紙です」となれば、お子さんのいる家庭は喜びますね。

紙工作カレンダー

お子さん向けとしては、さらに「紙工作」。
カレンダーの裏に、工作用の図が描いてあり、切り抜いて、折って、組み立てて、何かが完成するような紙工作だったら面白い。

壮大な工作なら、カレンダーの裏にパーツがはってあり、1ヶ月ごとにそのパーツを組み立て、1年でその何かが完成するという工作でもいいかもしれない。
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まあ、そんな予算ないか…

毎月プレゼント応募

「毎月、そのカレンダーの裏に何かを描いて応募する」というのも面白いかもしれないですね。

例えば、「(商品に関する)塗り絵」になっていて、それを塗って応募して、毎月のコンテストで入賞者にはプレゼントをするとか。

そして、半分は塗り絵エリアで、半分は応募の住所など書いてあるエリア、それを半分に折ってのり付けすることで、すぐ応募できるとか。
まあ、今はネットの時代なので、スマホで撮影して応募という形でもよいと思いますけど。

「塗り絵」以外だと、「その月にあった出来事」についての文や絵、絵日記的なものといったものでもよいかも。

カレンダーを張り替えさせない

カレンダーで面倒なのは、新しく張り替えること。
どこにどのカレンダーを貼るか考え、新しいカレンダーを広げ、モノによっては丸まったクセをとったり、そして貼る。
それってけっこう面倒な作業。

そして、その張り替える時期が、「使うカレンダー」と「使わないカレンダー」の選別の時でもあります。

2年カレンダー

だったら、そのままずっと貼っていてもらえばいい!

「2年カレンダー」はどうでしょうか。
2年分のカレンダーなら、張り変えの必要がない。面倒くさくない。
そして2年なのでお得感があり、年始のカレンダー戦争に勝てる。

そうそう、カレンダーで不快なのは、12月頃に「1月の予定」をみたい時にカレンダーがなかったりすること。
その小さいイライラも解決できるものとなったりしますね。

来年の1月分まであるカレンダー

軽い応用として、「来年の1月分まであるカレンダー」としてもよいかも。
1ヶ月分だけ、余計に多くあるカレンダー。

これだけでも、年始のカレンダー戦争を勝つ可能性が高まります。
カレンダーを配る前に、カレンダーが終わったからとすでに剥がされていたりする。
そうなるとカレンダー戦争の選択に巻き込まれ、ちょっとした理由で使われないという可能性だって。
そこを回避する姑息な手だけど、効果はあると思います。

ターゲットをズラす

カレンダーによくあるのが、ターゲットが「全ての人」という場合。
車や化粧品など、あきらかにターゲットが決まっている場合もあるが、「全ての人」というカレンダーが多いです。

しかし、「全ての人」がターゲットというのは、けっこう曖昧で不味い。
広告でも販売でも、ターゲットが曖昧だと人の心に訴えかける力がだいぶ弱くなる。

そのターゲットをズラしてみるのもひとつの手だと思います。

カレンダーを複数用意する

カレンダーといえば、普通は1つの会社で1つしか作らない。
そこで、ターゲットを変えた複数のカレンダーを用意するのはどうでしょうか?

男女の違いだってある。若い人、先の小さいお子さんがいる家庭向け、高齢者向け、そういったターゲットも考えられる。
そして、ターゲットによってカレンダーの好みは違う。

そういう家庭によって、カレンダーを変えて配るのも一つの手だと思います。
または、相手に選んでもらうのもよいですね。

子供をターゲットにする

例えば車の販売店のカレンダーなんて、もちろん「大人」をターゲットにしています。
でも、そこをあえて「子供」にターゲットにする方法もあると思う。

先のカレンダーの裏が紙工作でいえば、自社の車を紙工作としてしてもよい。
子供は喜んで作り、その車、その会社に親しみをもつかもしれない。
そうなろうとどうでしょう?
親としてみれば、子供が親しみもっている車を買おうと思うのが親心では?または、子供だっていつかは車のユーザ。そのユーザの心を育てる効果もあると思います。

そういった形で、子供ターゲットにするのも一つの手ではないでしょうか。

まとめ

たかがカレンダー、されどカレンダー。

よく考えみると、わざわざ自分から家に「会社の広告(カレンダー)」を貼るという行為はスゴイことだと思います。

しかも1年間!

広告を見て!見て!と、CMを流したり、雑誌広告で流したりしたとしても、カレンダーより見てはいないと思う。
カレンダーは、私たちが思うより可能性が大きいものかもしれない。

年始のカレンダー戦争で大変な今。
差別化して、心をつかみ、勝ち抜くことを考えてみてはどうでしょうか。